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フッ素を塗る

2017.11.05(日)

今回の担当 歯科衛生士 高田浩美
 
フッ素を塗る=歯質を強くしてむし歯になりづらい歯にしていく、むし歯菌の活動をおさえることができる、再石灰化を促進するのですが、使い方、使う時期を知っていただくことによってより効果を期待できます。
‘乳歯’ はもともと永久歯よりエナメル質が薄くよわいのでむし歯になりやすいです。
定期的にフッ素を塗ることで歯質を強くします。‘生え始めの永久歯’ は歯質が柔らかいのでフッ素を取り込みやすく効果が大変期待できます。‘成人の方’ へのフッ素も有効でむし歯になりやすいところを集中して予防していきます。また歯周病になると歯ぐきがやせて象牙質、セメント質がでてきます。硬いエナメル質に比べるとむし歯になりやすいです。フッ素を塗ることによって象牙質、セメント質を強くすることができますし再石灰化にも貢献します。
 
‘自宅でできるフッ素塗布の方法’ として、歯磨き粉(950ppm)を使う、フッ素入りのジェル(500ppm~970ppm)を使う。フッ素の洗口法(250~900ppm)があります。歯磨き粉を使う方法は歯磨き後のうがいを1~2回する程度で止めておくことによって歯磨き粉の中に入っているフッ素をお口の中に残しておけます。フッ素入りのジェルはもっとも効果の高い方法です。ジェルはお口のなかに長く残ってくれるために予防効果があがります。洗口法はジェルの味やぬめりが嫌いな方はフッ素の洗口剤がお勧めです。歯磨き粉のフッ素効果よりも確実に洗口法のほうがお口の中にフッ素が残ります。
 
一般に購入できるフッ素の種類と濃度
チェックアップジェル(バナナ)
濃度 500ppm フッ化ナトリウム  一回使用量 切った爪程度の量
使用方法 歯ブラシ、綿棒等で塗布。
 
チェックアップジェル(ピーチ、グレープ、レモンティー)
濃度 950ppm フッ化ナトリウム  一回使用量 1~2cm程度、
使用方法 歯ブラシ、綿棒等で塗布。
 
チェックアップジェル(ミント)
濃度 950ppm フッ化ナトリウム、/塩化セチルピリジニウム  一回使用量 1~2cm程度、
使用方法 歯ブラシ、綿棒等で塗布。
 
コンクールジェルコート
濃度 950ppm フッ化ナトリウム、一回使用量 1~2cm程度、
使用方法 就寝前、歯磨き後塗ってから1~2回ゆすぐ
 
ホームジェル(ノーフレーバー、バブルガム、みかん、グレープ、レッドベリー、ミント)
濃度 950ppm フッ化第一スズ、一回使用量 1~2cm程度
使用方法 歯ブラシ、綿棒等で塗布。
 
フッ素洗口剤
濃度 250ppm~900ppm フッ化ナトリウム、一回使用量 計量カップ一杯
使用方法 一回量を口に含み10~30秒くらいうがいをする。
 
‘歯医者で塗るフッ素’ は、一般には購入することができない濃度の高いものです(9000ppm)。3~6ヶ月に一回行います。PMTCやPTC(専用の器具をつかって歯を磨く処置)をしてからのほうがフッ素が歯に取り込まれやすいです。松村歯科では院長がフィンランドに行ったときに買ってきた超高濃度のフッ素(22500ppm)があります。これは初期むし歯に塗るとさらに再石灰化が期待できます。
フッ素を使用する注意点 フッ素は自然界に存在するもので、量を間違わなければ安全なものです。海外ではフッ素の錠剤等も売られているくらいです。歯医者で行うフッ素塗布も自宅で行うフッ素塗布も、使う量の10倍塗ったとしても体には影響がありません。しかし、効果もないので適切な量を適切な時間で使うことがもっとも効果的です。
 
最近私が思うこと・・・特に中学生、高校生は親から手が離れはじめて部活、勉強が忙しく歯医者に来る時間もない。来院したときには大きなむし歯が!小さなときご両親とともに守ってきた歯が・・・悲しいです。一生で一回きりしか生えてこない永久歯をむし歯にしないためにこれからもいろいろな情報を発信していけたらと思っています。
 
最近わたくし高田、お盆のころからスイミングをはじめました。ちなみにカナヅチ(汗)でしたがいまでは25mスイスイ泳げるようになりました。ターンをかっこよくして50m泳げるようにただいま練習中です(*^^)v